調査メニュー

エンジニアリングレポートの作成

デューデリジェンスの一部をなすエンジニアリングレポートは不動産の証券化・ 一般の不動産売買において求められる建築物・設備及び環境に関する調査報告書であり、下記項目で構成されています。

一般的な調査項目
査項目 調査レベル 調査内容 備考
1.物件概要調査 書類調査 図面や資料から建物の概要調査を行います。  
2.建物劣化診断 一次診断 現地目視調査を基に総合的な劣化概況の診断を行います。 調査可能範囲に限る。
3.設備劣化診断 一次診断 現地目視調査及びヒアリング、定期点検書類等を基に総合的な劣化概況の診断を行います。 動作確認は行いません。
4.遵法性調査 書類調査 竣工図書や定期点検書類等の資料と現地調査の結果から現行法規への遵法性を調査します。  
5.修繕履歴調査 ヒアリング主体 ヒアリングやアンケートより、過去の修繕履歴を調査します。  
6.修繕更新費用の算出(LCC・CAPEX)   調査時より12年間にかかる修繕・更新費用の概算金額を算出いたします。  
7.再調達価格の算出   調査時点の建物再調達価格の概算金額を算出いたします。  
8.建物の有害物質含有調査 一次診断 建物の着工年度や受領資料、ヒアリング、現地調査によりアスベスト、PCB、特定フロンガス等の使用状況を推定・確認します。 オプションで二次診断による詳細調査可
9.環境リスク調査 一次診断 住宅地図や地形図、地下水脈等の調査により、土壌汚染の可能性の有無を診断します。 オプションで登記簿による詳細調査可
10.地震リスク診断(予想最大損失率PMLの算定)   証券化において格付け機関での審査に対応できるレベルの、最も一般的なPML評価を行います。  
追加・詳細調査項目(オプション)
査項目 調査レベル 調査内容 備考
1.建築・設備劣化診断 二次診断 1.躯体コア抜き調査 2.配管内視鏡調査等、劣化状況をより詳細に調査いたします。  
2.耐震診断 一次診断
二次診断
必要に応じ、耐震一次診断や二次診断を行います。  
3.土壌分析試験 二次診断 土壌をサンプリングし有害物質の分析調査を行います  
4.建物の有害物質含有調査 二次診断 建材をサンプリングしアスベスト等有害物質の含有量調査などの分析を行います。  

概念図

概念図

ページトップへ